春野の秋祭り
近くの道路に提灯が飾り付けられました。
春野町の秋祭りは、地区ごとに行われます。
10月は毎週末、町内どこかで秋祭りが行われています。
私が住んでいる若身地区は、5日~7日まで。
どんなお祭りが行われるか、楽しみです。
そのお祭りに欠かせないのは、太鼓。
長蔵寺という地区の太鼓の練習を見に行ってきました。
子ども達が練習しています。
太鼓のほかに、鐘がありました。
このたたく棒の先についているのは、シカの角です。
長年使われてだいぶ磨り減っています。
そして、お囃子の笛。
大人も笛の練習に来ていました。
右の方が笛を教えているお師匠さん、左の方が教わっているお弟子さん。
週1回、お弟子さんがお師匠さんの家に通い、習っているそうです。
使っているのは、手作りの笛。なんとお師匠さんの手作り!
山から竹を切り出し、油を抜き、火であぶりながらまっすぐに整え・・・
塗装や装飾まで、いくつもの工程を経て、笛が作られます。
お師匠さん、すごいです。
子ども達が太鼓の練習を終えて帰った後も、大人は熱心に練習していました。
笛は、お祭りに欠かせないものですが、地区によっては吹く人がいないところもあります。
そういう地区は、よその地区・町外から笛ふきに来てもらうそうです。
笛を一人前に吹けるようになるには3年ほどかかると聞きました。
祭りのお囃子や笛を作る技術、絶えてしまわないように
後世に継承していきたいものですね。
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